Drone
定期点検をはじめとする点検業務では「近接目視」が原則として行われています。
高所においても構造物に近接する必要があるため、高所作業車や足場、梯子等が必要となります。
この作業では交通規制や車両の手配が必要になるうえ、高所作業は危険を伴います。
当社ではこれらの諸問題を解決するため、ドローンによる写真・動画撮影を行い、目視点検を効率的に行うための支援をしております。
当社では小型~中型のドローンを保有しており、様々なニーズに答えられる体制を整えています。
定期点検において初回に撮影した画像をAIが認識し、次回以降は自動飛行で同一画角の画像を撮影します。
劣化の進行確認においてパイロットや確認者の変更による影響を受けずに迅速な撮影を可能とします。
また、レーザー距離計を内臓しているので撮影対象の座標をワンタップで割り出します。
レーザー距離計を利用し対象物の位置情報を記録可能
一般的なドローンには広角カメラが機体下部前方に搭載されており、構造物の点検における見上げ撮影や望遠撮影には不向きでした。
当社ではドローン上部にカメラを接続する上方ジンバルと、
光学ズームを搭載した専用カメラを搭載する事で、従来では撮影が難しかった箇所も正確に撮影を行います。
ズームした場合でも搭載されたレーザー距離計とジンバルから撮影対象の位置情報を確認出来ます。
ワイドカメラ(対象より50m)
光学5倍(左)と光学23倍(右)
ハイブリットズーム200倍
対象となるエリアをズームカメラにて分割し複数枚撮影します。
広角カメラにて撮影され全景画像から拡大画像を選択することができ、細部まで詳細に確認することが可能です。
3D化に比べて短時間で撮影できるため、劣化部周辺の状況確認など局所的な点検に適しています。
三笠市旧幾春別炭鉱錦立坑櫓
(ドローン・地上画像・レーザー)
テストケース橋梁(ドローンのみ)
テストケース橋脚(地上画像・レーザー)
覆道(千年ひとまたぎ覆道)
隧道(神泉隧道)
地形形状